maimで撮影する際に全画面にdimがかからないようにする
解決したい問題
picomをX11コンポジッターとして使っており、 inactivate-dim
を
使用している際、maimで部分のみのスクショを撮ろうとすると以下の
ように変に暗くなってしまう。
これは本来もうちょっと明るい色であるべきなのだ。
解決策: slop
に対してpicomのルールを設定する
[solved] picom blurs maim! | Linux.org を見ればわかるのだけれど、
どうやらmaim内部では slop
というコマンドを用いて画面領域の選択
をしているらしい。そして、slopは画面領域の選択をする際に透明な
ウィンドウで画面全体を覆っており、それ故に他のウィンドウがinactive
と判定されているようなのだ。なので、そいつを inactive-dim
の
対象から外してやればいいということだ。
inactive-dim
の影響を受けないようにするには、 focus-exclude
に
設定を入れればいい。例えば、今回の場合は以下の内容を \~/.config/picom.conf
に保存すればいい。
focus-exclude = ["class_i = 'slop'"]
こうすると、綺麗に元の色のままでキャプチャできる